2020年12月

2020年12月18日 15:05

今週に入ってから、海の状況が余り良くない日が続いてしまった。
今日は少し良くなってきたようなので、わずかな期待感もあるのだけど…。
週末の釣りはどんな感じになるのだろう。

毎年、暮れから年明けに掛けて釣果が上がる相模川河口の様子もふくめ、
今週の海の状況は、こんな感じで過ぎている。

12月13日(日)
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ルアーマンでかなり賑わっていた。
空いたところで一時間ほど竿を出したが、貧果で終了


12月14日(月)
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ウネリが入り始め、サザンビーチの様子を見に行ってみたが、
遠近反応はまったくなく、フグに針が一本とられただけだった。


12月15日(火)
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西浜海岸ではカマスのサビキをつけて誘っていると、良型のイシモチがアタックしてくる。
ほとんどがスレのようなのだがほぼ入れ食いの人もいた。
コノシロやカマスまで追ってくる。
何故なのかここ数年、イシモチは生エサを追わずサビキやルアーに反応してくる。

おかげで、キスもおびえているようだったので場所を移動すると
今度はフグの猛攻で断念。15センチクラスまでのピンギスが7~8匹だけで戦意喪失。

12月17日(木)
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こんな日の釣りはきつい。風も強いし…すぐに帰宅。


12月18日(金)
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西浜海岸の様子は確認できなかったが、
最近の平塚側相模川河口は釣り人が少なくなったように思う。
ハゼはもう、まったく釣れていないのかな…

年のせいか 寒い日が続くとどうしても
釣りから足が遠のいて行ってしまう。




2020年12月11日 23:59

コロナ騒ぎで商売あがったり…とはいっても、細かい用事があったりしてブログを更新する時間が取れず、久し振りの書き込みになってしまった・・・。

ここ一週間、時間が取れた日の昼前には1時間ほどの短時間であっても竿を担ぎ
ピンスポットで食っている『ヒネギス』の回遊ルートを探るべく、
過去のデータをもとに石積み~西浜海岸の主要ポイントを遠近探りながら
ヒネギスを追ってみた。

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先週あたりから柳島ポイントでは数メートル四方くらいの超ピンポイントでヒネギスが食っていて、少し離れてしまうとピンギスばかりになってしまう。
中には数十匹のヒネを釣り上げている人もいたと聞くけど、他ではほとんど食ってこないヒネギス。

いったいどのような回遊ルートで集まって来るのだろう…??
日々短時間ずつではあったが自分の実釣と、数人の常連さんの情報なども参考にしながら潮の流れや各ポイントの釣果内容等を推測したが、残念ながら一週間かけて探った結果、判断できるだけの回遊ルートの答えはそう簡単には得られなかった。

何故ピンポイントに集まっているのかという点では、シロギスは体内カレンダーでも見ているのかと思うほど毎年ほぼ同じパターンで回遊・接岸してくる。
そんな時期的なキスの行動要因が1番大きいとは思うが、現在は5色辺りでかなり速く東へ流れている潮の影響を避け、緩やかな潮の沿岸に接近し深みのあるピンポイントに集まって来るのではないかと考えている。
海水温度の変化にもよるが、例年に比べ半月~約1ヶ月ほど例年パターンが遅いようにも思える。

西浜海岸では茅ヶ崎港沖の平島にどの方向から白波が立っているか、釣り船がどの方向を向いているか、生シラス漁の船の網がどの方向へ流れているか等を観察すれば沖合いの潮の流向はある程度把握できる。
しかし、相模川や石積みの影響を受け、岸寄りの潮が沖の潮とは逆行していることも多い。弛んだラインの流され方やサビキ感などで流向を知ることができるので、潮向を観察しながら潮の陰になる岸近くの深場が見つかれば好ポイントになることも多いはずだ。

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数日探ってみた釣果では、やはりピンが多く満足のいくサイズのヒネは食ってこなかった。

好ポイントでのヒネギスは『青イソメ』に反応が良い。
しかしピンギスが多い場所での『青イソメ』はフグが先に食ってしまうので、
ヒネはなかなか食ってこないような気がした。…そんな気が確かにした…



以前から実績のある柳島石積みに近いヒネギスのポイントでは、
今期は特に好釣で、地元のシニアの常連さん方にも人気のスポットだ。
そんな、情報をかぎ付けてか最近、『悲しい人』が数日続けて釣行して来た。

3~4人でいっぱいの狭い好ポイントの端っこに三脚の竿立てをセットし使いもしない竿を置いておく。そして自分は少し離れた場所にクーラーボックスを置きヒネのポイントを探る。
地元のシニア常連さんが空いた場所に入ろうとすると『仕掛けが絡むから横でやるな』と言われたそうで、ヒネポイントの20メートルほどの浜を1人で占拠してしまうのだ。
私が離れた場所に釣行していた間には、三脚の竿に触れている気配はまったくなく、自分の釣り座確保の為の身勝手なわがままに過ぎないようだった。
追い払われた常連さんは、穏和な方なので
『いろんなヤツがいるよ…そのうち誰かと問題起こすんだろう。』と、至って冷静に隣でミニモチとアゴナシを釣っていた。
更に、別の釣友は前日に釣果を見せてもらい『潮を見て釣らなきゃ釣れねーよ』と偉そうに言われたそうだ。

地元では特に、釣りはみんなで譲り合って楽しくやりたいと思っていたので
オヤジさんの話を聞いたときには憤慨したのだが
後になって少しイラっとしている中で思った事があった。

人に嫌われ憎まれて、ぼろくそに言われようとも こんな釣りがしたいのか…

この人物が、なさけなく、みじめで、可哀想で、哀れな人に見えてきた。 
あえて、『釣り人』とは呼びたくも無い。



2020年12月04日 23:59

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昼前に海岸に行くと、地元の常連さんたちが数名、
皆さんのバケツに良型キスが泳いでいた。
サイズは20~22センチ。
良い型ばかりだった。

残念なことに時合いは少し前だったらしかったが、
ピンギスに混じって、ポツリポツリと良型のヒネギスがまだまだ食っていた。
数日前よりもヒネが増えて来た感じだ。
しかし数メートル離れた常連さんは「ヒネのアタリがまったくない」と言っていた通り、
ヒネポイントはかなり狭い。

空いた場所で竿を出しては見たが、やはり20センチを超えるヒネがまったく釣れない…。
何十メートルも離れている訳ではないのだが…よくあるパターンだ。

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ピンギスと言っても型はここ数日で、丸干しサイズから天ぷら・刺身サイズになってきた。
全体的にサイズアップしてきてはいるが、ピンギスの数はかなり多く、
この中からヒネギスを拾い出すのはけっこう大変だ。
あとで聞いた話では、ヒネはほとんど青イソメに食ってきたそうだ。

下げ潮だったので、長仕掛けの多点針も有効で3~4匹の連掛けもかなりある。
ジャリメを使ってこのパターンの時にはヒネがなかなか食ってこない…。
でも、連掛けした時の釣り人は、みんな嬉しそうな笑みがこぼれる。
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さて、せっかく釣ったキスの処理もたいせつな釣り人の仕事。
家の冷凍室で凍ったまま…なんて事もよくある話だけど、
ピンギスなんて…と馬鹿にせず、美味しいので是非味わって頂きたい。
ただ、家での釣り魚の処理はウロコが飛んだとか流しが臭くなるとか・・奥様に嫌われている方も結構多いようだし、なれていないとかなり面倒くさくなってしまう。
店ではこんな感じで処理しているので、ご参考までにどうぞ。



ピンギスは11~12センチを越えると、急に骨が硬くなり、
丸干しや唐揚げにすると骨が気になって食べにくくなるので、
まず、12センチを境にしてサイズ分けしながら処理をすすめる。
店ではプラスチック製の定規をまな板の上に置き
サイズ分けしながらウロコと頭を落としていく。

小さなピンギスは丸のまま丸干しや唐揚げ用に、
12センチ~のピンは唐揚げ、天ぷら用に
15~16センチより大きなキスは天ぷら・フライ用に。
が、大まかな目安。

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少し固めに干したピンギスの丸干しは絶品だ。
毎年、この丸干しを楽しみにしているお客さんも少なくない。
この状態で塩をパラリと振りバーナーで炙り、氷水で冷却して水気を拭き取り好みの厚さに筒切りすれば『酒肴~炙りピンギスの背越し造り』ができる。骨はさほど気にならずお酒も進む。生姜醤油が美味い。
※丸干しの作り方はRFCメインページにのせてあります

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12~15センチのピンは、アジの開きのように開いておく。
このまま唐揚げにするのが1番のおすすめだが、更に骨を取って天ぷらにすれば
一口サイズの美味しい天ぷらができる。

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面倒のなさそうなレギュラーサイズのキスは、骨を付けたままの形で開いておく。
店では、刺身、天ぷら、ソテーなどの料理に骨の煎餅をお付けしていて、別々に保存するのが面倒なのではずさずに処理し用途によって骨を落としている。
20センチ越えのヒネギスを天ぷらにする場合は、三枚におろして片身ずつ揚げれば食べやすい。
骨はせんべい揚げで美味しい。

※店では釣れたてはすぐに調理せず丸の場合は氷の効いた塩冷水で、開いた場合は冷蔵庫で1~2日ほど寝かせたものを調理している。旨味が増しとても美味くなる。

以上が通常の処理なのだが、冷凍保存する際は、お酒を入れた水で洗ってから冷凍すると良いかと思う。
又、サイズに関係なく三枚におろして冷凍保存しておけば
刺身やしゃぶしゃぶにも使える。
解凍して熱湯に通し、氷水で絞めたあと細引けば
しゃぶしゃぶの進化判『湯引きキスの糸造り』ができあがる。
ピンギスでも可能だ。

もし気が向いたらいかがでしょうか…ご参考迄に。

2020年12月02日 23:29

朝、自宅でお茶を飲みながら天気予報を見ていると、北風が強くて寒々しい予報だったので釣行は躊躇していたのだが、
知らず知らず今日も又海に向かって竿を出していた。
キス釣りに取り憑かれてる…。

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ここ数日の波の様子に大きな変化はなさそうだった。
ピンギスの食いっぷりも相変わらずだ。
場所によって、釣れる数に差はあっても湘南海岸一帯何処でも釣れているようだ。

今日は、ジャリメとアオイソメを使ってみたが、
前半はジャリメ、潮が上げに入ってからはアオイソメが良く食っていたように感じた。
距離は0.5~1.5色辺りが中心なので、初心者でも十分楽しめそうだ。

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常連さんとの釣果だが、
時々良型も混じりながら1時間当たりでは
少なくても10〜15匹前後は食ってくる。
連掛けを狙うに、6~8本針にしても2~3匹止まりで、
針数が3~4本でも2~3匹は食ってくる。

長仕掛け多点針を使用して波口のピンサイズを狙う場合、潮流の影響も大きいと思うが、餌をくわえ針掛かりする際仕掛けにふけが出てテンションが甘くなりやすく、食いが浅くなってしまう傾向が多いように感じる。
アタリがあっても針を飲んでこない限りはずれてしまう事が多くなる要因の一つではないかと推測。手返し・食い込み具合からも波口の数狙いの時は、短仕掛け少数針で向こう合わせになりやすいようにあまり軽量のオモリでない方がイイ…というのが、私のスタイル。



2020年12月01日 23:59

今日はスマホを忘れてしまい、海の様子が撮れなかった。
西浜海岸は相変わらず波足が長く、少しうねり気も感じた。
わりと離れた場所に置いたクーラー迄波が届く事もあり、
海を背にして餌を付けていたりすると、大慌てしてしまう。

今日の西浜海岸は、ピンギスに混じって
19センチ~のキスがようやく顔を見せ始めた。
常連のKAN**さんが、東の浜で釣った22センチのヒネサイズがまだいるので、激渋だった西浜海岸でも期待感が高まってくる。

ポイントによっては、フグの猛攻撃に見舞われてしまう場合もあることを覚悟しながら
波口を中心に探ればイイようだ。

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常連さんに頂いたキスも含めた2時間ほどの釣果。
チョイ投げで食ってくるヒネギスの手応えは実にいい。




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